子どもの乾燥肌・湿疹を防ぐために

子どもの乾燥肌・湿疹を防ぐために

子どもの肌トラブルでは
保湿がとても重要です。皮膚の乾燥を防ぐことで湿疹やアトピー性皮膚炎の悪化・再発を減らすことができます。

保湿の役割

保湿剤には

  • 皮膚の水分を保つ
  • 外からの刺激を防ぐ

という働きがあります。

つまり

皮膚のバリア機能を助けるケア
です。

いつ塗る?

保湿剤は

1日2回以上
を目安に塗ります。

基本のタイミング

  • 朝(着替えのとき)
  • 入浴後

さらに効果的なタイミング

  • おむつ替えのあと
  • よだれを拭いたあと
  • 乾燥が気になるとき
何回塗っても問題ありません

どのくらい塗る?

目安は

皮膚がしっとりするくらい

です。

適量のサイン

  • 少しツヤが出る
  • 手が軽く滑る

よくある注意点

  • 少なすぎる → 効果が出にくい
  • すり込みすぎる → 摩擦になる
やさしく広げるのがポイントです

実際の塗り方をまとめた資料

「どのくらい塗るか」「どう広げるか」は、実際のイメージを見ると分かりやすくなります。ご家庭で実践しやすいように、
塗り方で効果は大きく変わります。

やさしい毎日のスキンケア

  • 院内でもお配りしている内容です

保湿剤の種類

保湿剤には
保湿剤の塗り方をまとめた資料をご用意しています。
成分の違いと剤形の違いがあります。

主な成分

ワセリン(プロペトなど)
  • 皮膚からの水分蒸発を防ぐ
  • 刺激が少ない

赤ちゃんにも使いやすい

医療機関ではプロペトなどのワセリンがよく使われます
ヘパリン類似物質
  • 皮膚の水分を保持する
  • 乾燥肌に効果的

剤形(塗りやすさの違い)

同じヘパリン類似物質でも、軟膏・クリーム・ローションといった剤形があります

軟膏
  • しっとり感が強い
  • 乾燥が強い部位に向いている
クリーム
  • バランスがよく使いやすい
  • 日常使いに適している
ローション
  • さらっとしている
  • 広い範囲に塗りやすい
季節や肌の状態に応じて使い分けます

スキンケアだけで十分?

保湿はとても大切ですが、炎症がある場合は保湿だけでは不十分です。
赤みやかゆみがある場合はステロイドなどの外用薬が必要になります

関連ページ

子どもの湿疹

アトピー性皮膚炎

外用薬の塗り方・塗る量

よくあるご質問

Q.保湿剤は長く使って大丈夫ですか?

問題ありません。
保湿は毎日のスキンケアとして継続することが大切
です。

Q.ベタベタするのが気になります

季節や部位によって

  • ローション
  • クリーム

を使い分けると快適に使えます。

Q.最後に

保湿はシンプルですが、とても効果の大きいケアです。
毎日の積み重ねで肌の状態は大きく変わります。
分からないことがあれば外来でお気軽にご相談ください。