症状の段階から相談できる小児血液・腫瘍外来
お子さんの体調や症状について、
「受診するほどではないかもしれない」
「どこに相談すればよいのかわからない」
と判断に迷うケースは多くあります。
たとえば、首やあごの下、わき・お股(そけい部)、腕や脚、お腹などに思いがけず「しこり」や「ふくらみ」を見つけて、不安になられる保護者の方は少なくありません。
当院の小児血液・腫瘍外来は、診断がついてから受診する外来ではありません。
症状の段階からご相談いただき、
様子を見てよいものか、検査や専門的な評価が必要かを一緒に判断する外来です。
多くの場合は経過観察で問題ありませんが、実際に診察してみないと判断できないこともあります。
必要な場合には、適切なタイミングで基幹病院へつなぐ役割も担っています。
当院は、紹介状がなくてもご相談いただけるクリニックです。
不安な症状をひとりで抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
当院の小児血液・腫瘍外来で行っている診療
当院では、小児血液・腫瘍疾患に対する専門的な診療、治療後のフォローアップ、セカンドオピニオンを行っています。
全国からのオンライン相談・診療にも対応しており、遠方の方でもご自宅近くの薬局で処方を受けることが可能です。
対象疾患
小児血液疾患
- 血友病A、血友病B、フォン・ヴィレブランド病
- 免疫性血小板減少症(ITP)
- 再生不良性貧血
- 溶血性貧血(遺伝性球状赤血球症、自己免疫性溶血性貧血など)
- 自己免疫性好中球減少症
- その他の血液疾患(ご相談ください)
小児がん
- 慢性骨髄性白血病(CML)
- 急性リンパ性白血病(ALL)
- その他の小児がん(ご相談ください)
当院で可能な診療・サポート
- 初診・再診でのオンライン診療
- お近くの薬局での処方対応
- 小児慢性特定疾病医療意見書、臨床調査個人票など各種書類の作成
- 基幹病院との診療連携(発熱時の対応、ワクチン再接種など)
当院で可能な検査・治療
- 院内血算測定(約90秒で結果判明)
- 詳細な血液検査、生化学検査、BCR-ABL1(IS)、凝固因子活性測定、インヒビター定量
- 各種薬剤処方
- CMLに対するチロシンキナーゼ阻害薬
- 再生不良性貧血・ITPに対する治療薬(例:レボレード®、ステロイド)
- 血友病に対する全ての凝固因子製剤(例:オルツビーオ®、ヘムライブラ®など)
ご相談いただきたい症状
- 首・顔・身体のしこり
- 骨の痛み(あしやうで など)
- 急なめまい・息切れ
- 顔色の悪さ
- 倦怠感の持続
- 歩かなくなった
- 鼻血が止まりにくい
- 紫斑ができやすい、消えにくい
- 目の動きがおかしい
- 目が飛び出てきた、まぶたが腫れてきた
- お腹の腫れ、硬いものを触れる
- 打撲していないのに骨折した
院長の専門性と所属
当クリニックでは、小児血液・がん専門医である院長が全例を対応します。
院長は、
- 慶應義塾大学病院小児科「さくらの会」顧問
- 慢性骨髄性白血病(CML)患者・家族の会「いずみの会」顧問
を務めており、全国の患者さん・ご家族と連携してきました。
当院は以下の認定を受けています。
- 慶大小児科認証関連クリニック
- 日本小児がん研究グループ(JCCG)病院会員
- 指定小児慢性特定疾病医療機関
- 難病指定医療機関
セカンドオピニオンについて
治療方針や今後の生活について不安をお持ちの患者さん・ご家族に対して、保険診療でのセカンドオピニオンを行っています。
遠方からのオンライン相談にも対応しており、必要に応じて地域の主治医と連携いたします。
~慶大小児科認証関連クリニックの認定いただきました~
皆様、こんにちは。この度、慶應義塾大学病院小児科において長年にわたり血液・腫瘍グループのリーダーを務めてきた嶋田博之先生が「北朝霞・朝霞台えきまえエスエスこどもクリニック」の院長を引き継ぐこととなりました。嶋田先生はこれまで白血病、神経芽腫、骨軟部腫瘍、脳腫瘍といった小児がんの子どもたちとそのご家族のケアに携わり、高度で専門的な医療を提供してきました。たくさんの子どもたちの命を守ってきた嶋田先生の豊富な経験を活かし、地域医療に貢献していかれることを心から期待しています。実は、私自身が研修医時代に小児医療の基礎を教わったのが嶋田先生です。なんでもお話しできる気さくな先生です。ぜひいろいろなことをお気軽にご相談ください。
慶應義塾大学医学部小児科学教室
主任教授 鳴海覚志