子育てのキーポイント
「こころのしつけ」は10歳までに
1)0歳~2歳頃までは
“スキンシップ”や“Eye-to-eye(目と目)コンタクト”などの母親(養育者)との密接で温かい接触によって、親に対する基本的な信頼関係を築きましょう。
子ども自身が「守られている」という安心感をもてるようにしましょう。
2)2歳頃(基本的な信頼関係が築かれた後)から
愛情と“しつけ”のバランスが重要です。
良い悪いの“しつけ” 「叱る」「誉める」はメリハリつけて行いましょう!
過保護・過干渉はやめましょう!
過保護は保護という名で子どもを支配し、子ども自身に必要以上の自尊心(プライド)を育て、安易に挫折する弱い子どもを育てます。子どもがやろうとしている事を先取りしてお膳立てする過干渉は、子どもの自信を失わせます。
子ども同士の群れ遊び、付き合いを大切に!
子ども同士の遊びを通して、対人関係、感情のコントロール、共感性を学ばせましょう。
欲望の抑制、コントロールを学ばせましょう!
すなわち、“待つ事”、“我慢する事”、“断念する事”を教えましょう。
わたし達、人間は努力をして、何かを達成する事に面白さと生きがいを感じる生き物なのです。
目標を持ちそれに向かって努力するプロセスによって、欲望を達成する喜びを教えていく事が大切です。
“達成感を味わう事”は、生きていく自信に繋がります。
3)10歳頃以後の子育て
10歳頃から、子どもは社会への関心や認識が目覚めます!
自分というものを社会への関係性の中で理解し始める時期です。
学校での悩みや、問題も多くなる時期です。
子どもの話をじっくりと聞きましょう!そして、精神的に子どもを支えましょう。
親切心、他人への思いやり、人の気持ちをわかろうとする共感性、社会性を育てましょう。
そして暴力はいけないことをしっかり教えましょう。
※人間が生きていくうえで、一番大切なものは、「存在への安心」です。
自分に能力があってもなくても、お父さん、お母さんにとって自分は大切な存在だという安心感が、もっとも大切です。
※“ありのままの自分”を受け入れ、支えてもらえる安心感があってこそ子どもは、自己評価を高める事ができ、思春期の嵐を乗り越える力が沸いてくるのです。そして、子どもの教育の一番の目的は、一人でいられるようにする事です。ある程度のさびしさに耐えられる、「一人でいられる能力」をつくっていくのが、子育てなのです。
わが家の子育てチェックリスト
すこやかなこころとからだを育てましょう
毎年10月の第2週または第3週は、『こどもの健康週間』です。これは、(社)日本小児科学会が『こどもの健康週間』に作成したチェックリストです。この機会に、こどもの健康な生活について振り返ってみましょう。すこやかなこころとからだを育てましょう
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良い子を育てるために
生活習慣は赤ちゃんの時から
静かな時間を過ごしましょう
2歳未満の赤ちゃんには、テレビはなしで!
2歳から6歳までは、テレビやゲームの時間は1日1時間まで!としましょう。
(落ち着きがない、笑顔がすくない、目の輝きがない、ムカつきやすい、キレやすい、自分をコントロールできない、そんな少年・少女になるのを防ぎます)
ご飯の時には、テレビを消しましょう
食卓は、家族の大切な場、大切な時間です。
お顔をあわせて、お話を楽しみましょう
たくさん眠りましょう
午後8時には眠りましょう。
寝る子には丈夫な「からだ」とやさしい「こころ」が育ちます。
しつけ(躾)は「習慣づける」です。
わかりやすく静かな声で根気よく繰り返します。
田澤雄作著「テレビ画面の幻想と弊害」から
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